ちょっと知りたい住まいのアイデア

床について①

常に触れる場所だからこそ!

住まいに使用される床材の種類

住まいの中で人が最もたくさん接する部分…そう、「床」です。普通に生活する分には、足音の響きにくいもの・傷が付きにくいものをおススメしておりますが、フローリング、カーペット、クッションフロア、畳など種類によって性質も様々です。今回は住まいで使用される一般的な床材や敷物をおさらいしてみましょう。

●フローリング
木質系の材料を使用した床です。(※木質床材そのもののことも指します)一本の木から切り出した木材から作られた単層フローリングと、薄くスライスした木を張り合わせた複合フローリングの二つに大きくわかれ、複合フローリングには防音・消臭・衝撃吸収など様々な効果をもったものがたくさんあります。

・フローリング

●カーペット
布・繊維素材を使用した敷物です。保温性が高いので足下の冷えが少なく、防音・衝撃の緩和に優れ食器などを落としてしまっても割れる危険性が減ります。また、柄や模様も無数にありデザインにこだわりたい方にはうってつけです。

・カーペット

●クッションフロア
主にビニール素材を表面に使用したシート状床材です。文字通りクッション性があり柔らかく安全性の高い床材で、木目や石目・タイル柄など内装に合わせた柄を選ぶことができます。

・クッションフロア

●畳
和室など日本家屋で使用され、イグサと呼ばれる天然素材からつくられる床敷材です。吸湿性が高く室内の湿度を快適に保ち、ホルムアルデヒドなどの一部の有害物質を吸着・分解する効果もあります。また弾力性もあるため子どもやお年寄りにも安全な床敷材です。

・畳

お手入れの仕方

近年は様式にとらわれずフローリングの部屋の一部に畳を設置したり、和室にカーペットを敷くなど好みや家族構成・ライフスタイルに合わせアレンジされる方も多いようです。ほとんどの住まいがいくつもの床材・敷物が混在した状況にあると思われますが、日常的なお手入れと言えばみなさん掃除機をかけたりするぐらいではないでしょうか。ただそれだけでは長く使用するには不十分な場合があり、下手をすると劣化を早める事もあります。ここで床材ごとのお手入れ方法をチェックしてみましょう。

●フローリング
他の床材に比べ掃除機をかけたり軽く水拭きする程度で十分なのでお手入れしやすいのが特徴ですが、長くキレイに使い続けるには定期的な表面のワックスがオススメです。半年に一度くらいのペースでワックスを塗り直すことで床材そのものに傷がつくのを防ぎ長持ちさせることができます。

●カーペット
カーペットで特に注意したいのがカビやダニの虫害。最悪の場合それらが下の床材や他の部屋の敷物にも影響を及ぼすので、こまめに掃除機をかけサイズ的に可能なら日干しも行うのがベストです。素材もウール・アクリル・ナイロンなど様々あるので、材質にあった手入れ方法(手洗いや水拭きはOKか、クリーニング店での手入れが必須か、など)をきちんと確認しておきましょう。

●クッションフロア
衝撃に強い反面、表面が柔らかいビニール製であるため細かいキズがつきやすいという特徴があります。キズから入った汚れは放っておくと落ちにくくなることがあるためやさしく掃除機をかけた後、住居用洗剤などで雑巾がけをし汚れが定着しないようにしましょう。また陽光で退色・劣化することがあるため、陽当たりの強い部屋ではカーテンやブラインドで日差しを防ぎましょう。

●畳
湿気を吸収しやすい畳で注意したいのはなんといってもカビ。素材を傷めないよう軽く掃除機をかけたあと乾いた雑巾で拭き換気を行うことで、畳を乾いた状態にしておきましょう。湿度が高いと感じる日はエアコンのドライ機能や除湿機を使うことで畳の劣化やカビを防ぐことがことができます。

今回は床材・敷物の種類とそれらのお手入れ方法をご紹介しました。 次回も引き続き『床』をテーマに、どの部屋にはどの床材・敷物が適しているのかご紹介していきます。