ちょっと知りたい住まいのアイデア

ポストの選び方

機能面で選ぶ?デザインで選ぶ?

新しく家を建てるときは、間取りやインテリアのアイデアがいっぱい浮かぶことと思います。 そんな中、ポストのことまで考える方はなかなかいらっしゃらないかもしれません。 しかし、ポストは家の外観の印象を決める点でも、防犯の面でも、日常の使い勝手においても、 選び方ひとつで大きく変わるものです。 間取が決まり、外観が決まっていく中、いざポストを選ぶ段階になって 困らないよう、あらかじめ「どのような機能が欲しいか」「どんなデザインにしたいか」 などを考えておくとスムーズです。

今回は、さまざまなポストのタイプと特徴をご紹介します。 お好みのカタチや、欲しい機能を考えてみましょう!

ポストのカタチ

・独立式ポスト
地面に埋め込まれたポールにポストを固定する独立式ポストの特徴は、 なんと言ってもデザインが豊富なところでしょう。 シンプルなものから、インターフォンや表札が一体化した機能重視のもの、 おしゃれなヨーロピアンテイストやアメリカンテイストのものまで素材も雰囲気もさまざまです。 サイズもスリムなものから分厚いカタログが何冊も入るものまで幅広く、 設置場所も自由に決められるので、家のデザインに合わせやすいタイプです。
門扉のないオープン外構の場合などは、スリムなものを選ぶことで邪魔になりません。 また、場所が限定されることがないので、好きなところに設置できるのもメリットです。

・埋め込み型ポスト
埋め込み型ポストは自宅の外壁や門柱に埋め込むため、 外壁の設計段階で決めておく必要があります。 外壁の内側から郵便物を取り出せるので、郵便物の盗難を防ぐという点で安心な形状です。 デザインはシンプルで、壁になじむよう凹凸がなく、金属の開口部のみが壁面に現れるものが 主流ですが、表札と一体化したものや、存在感のある色や素材のものがあり、 外壁のアクセントとして用いることも可能です。 しっかりした門扉のある家などは、門の外にでることなく郵便物がとりだせるのでおすすめです。


戸建用の宅配ボックス

家の前にポストは必須ですが、あれば便利なのが宅配ボックス。 近年、マンションに設置されることは増えていますが、 戸建て住宅となると現状ではまだそれほど普及していません。 ネット通販を利用する生活スタイルが広がる中、 一軒家でも宅配ボックスの設置を考えている方は多いのではないでしょうか。
郵便局も、2017年6月1日から、不在時に戸建住宅に設置した宅配ボックスへ 書留郵便物等を配達するサービスを開始したようです。 配達を受け持つ郵便局に依頼書を提出すれば、サービスを利用できるようになりました。 利便性が高いことから普及してきているようですし、今後も普及していくのではないでしょうか。


宅配ボックスとひとくちに言っても様々な種類が販売されています。 施工が必要なものから、置くだけの簡易的なものまで、用途や予算、メリットデメリットを考慮して、自宅に合うものを選びましょう。 どんなタイプのものを、どこに固定して、どのように使っていくか、まで想定しながら決めるのがよいでしょう。

・置くだけの簡易型
比較的安価で、施工の必要もなく、導入のハードルが低いタイプです。 簡易型であるがゆえに、お手軽にお試しできるメリットがあり、 常設するほどスペースがない場合などは、必要なときだけ設置できるメリットもあります。
しかし、施工を必要としないため、宅配ボックスごと盗難されてしまう可能性も。 盗難対策として、頑丈なワイヤーで固定する、高額商品が届くときは宅配ボックスを使用しないなど、自己防衛が必要だと思われます。

・施工型
業者の工事が必要な施工型は、なんといっても費用がかかります。 本体も頑丈にできている分、高価なものが多い上、設置に対して施工費もかかります。 その分、安全面や利便性は簡易型より高いものが多いです。 1度荷物が入るとロックされるタイプが多いので、荷物の抜き取りがしづらく、 宅配ボックス自体も施工されているためボックスごと盗難される心配は少ないです。

また、様々な種類が発売されていて、大きさや色・デザインも豊富になっているほか、 1度だけ捺印ができる仕組みで印鑑のいたずら防止になっているものや、 ポストやインターフォンと一体型になっているものなど、機能面に優れたものも多く発売されていますので、施工場所などを考慮しながら選びましょう。


宅配ボックスのデメリット
再配達の手間が省け、運送会社にとっても消費者にとっても 良いことづくめに見える宅配ボックスですが、デメリットもあります。

「空き巣に狙われるリスク」
宅配ボックスと空き巣は一見関係がないように思えるかもしれませんが、 外部からでもわかる留守のサインになってしまうことがあります。
・普段折りたたんでいる簡易型の宅配ボックスを「玄関前に出しておく」場合
・設置型の宅配ボックスが「使用中」になっている場合
そもそも宅配ボックスを設置している戸建住宅が珍しい中で、 宅配ボックスがあるだけで「不在がちな家」と捉えられる可能性も。 今後、宅配ボックス自体がもっと普及すればこのような心配もなくなるのかもしれませんが…。

「受け取れない荷物もある」
クール便や書留、代金引換や着払いの荷物など、 宅配業者の規定によって宅配ボックスでは受け取れないものがあります。 こういった場合は直接荷物を受け取る形になります。


ポストとひとくちに言っても様々な機能やデザインがあり、迷ってしまいますね。 使い方や外観デザイン、設置場所、予算などに合わせて 我が家にぴったりのポストを探してみましょう!