ちょっと知りたい住まいのアイデア

ペットの快適もお世話のしやすさも、アイデア間取りで叶えましょう

人とペットが共に快適に過ごせる住まいづくり

すっかり暖かい気候になり、もう街には半袖姿も見られるようになりました。これから5月6月と気温が上がって、ますます薄着の人が増えてくるでしょう。人だけでなく換毛期がある動物たちもたっぷり冬の毛が抜ける季節。動物を飼っているご家族は、ブラッシングやシャンプーの回数が増え、お掃除も大変なシーズンですね。
新しい住まいをお考えの方の中には、既に動物と暮らしている方や、広くなった家で新しく動物を迎え入れたいと考えている方が少なくありません。人と動物が共に過ごしやすい家にしたいなら、動物の種類や大きさ、数以外にも、「動線」を考慮しておくのがおすすめです。

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●ペット動線
犬猫用ドア(フラップ)など、ペット自身の通り道、または逆に通さないよう仕切るゲートの配置場所を計画しましょう。気楽にたっぷり境界無く触れ合いたいものですが、安全・衛生への最低限の配慮がお互いの快適につながります。場合によっては道路に飛び出したりしないよう、外構にも配慮が必要でしょう。安全の確保が確認できたら、寝床や遊び場などを考えます。近頃は、お庭で犬が走れるようにしたドッグランスペースや、リビングの壁にキャットウォーク(壁面などの高所に猫が通れる足場を設けたもの)を設けるなど、ペットの運動不足に配慮したプランが注目されています。

●ペットのお世話動線
ペットに関わる「人」の動線も大切です。えさをやる、散歩に出かける、シャンプーするなど、あらゆる世話を行うそれぞれの場所を考えましょう。日頃の世話を書き出し、それぞれの動きのそばに必要な道具が収まる収納を確保できると便利で快適です。
例えば買い置きのえさは結構場所をとるもの。購入して帰る玄関に近く、えさをやる場所にも近いところに、動物が簡単に見つけたり開けたりできない建具のついた収納を設けよう、といった一連の流れを想像するのがポイントです。

具体的なアイデアのいくつかを、4人+犬という家族構成を想定した間取りプランで見てみましょう。

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動線を計画すると、必要な設備の「機能」も見えてきます。例えばニオイ対策。トイレを配置する部屋や、来客と共有する玄関などには防臭壁紙やエコカラットなどを使うのがおすすめ。特にエコカラットには調湿機能もあり、猫などを外に出さずに飼っている、複数飼っているおうちでも頼もしい機能性壁材です。そのほか、移動範囲は滑りにくい床材にして怪我を防いだり、傷が目立ちにくい柱にしたりと、要所を押さえることで適材適所の対策ができます。
しかし、ペットの性格によって必要な対策が変わることや、飼ってみないと分からないことも多々あるでしょう。そうした細かな性質や不安も、新築の際は気軽に打ち明けてご相談くださるのが解決の近道です。「家」だけでなく「ペットと家の関係」についても多くの事例を知る不動産会社として、ご家族に合わせた提案を考させていただきます。