ちょっと知りたい住まいのアイデア

子どもの成長時期に合わせた、子育てしやすい住まいのアイデア②

成長する子供を見守り、家族をつなげる快適な住まい

今回は幼稚園から中学生以降にかけての、そのときどきの家づくりのアイデアを見てみましょう。
子どもにとってはいずれの時期も触れる世界がどんどん広がり、様々な知識を覚えて吸収していくころ。日々の成長を見守りながら、ともに歩み、心強い助けの場にもなる家庭づくり・家づくりのヒントになればと思います。

>>子どもの成長時期に合わせた、子育てしやすい住まいのアイデア①(0~3歳頃の時期)はこちら



4~6歳頃 子どもを取り巻く環境も一気に変化。活動を伸ばす住まいを

幼稚園へ通園・卒園、そして小学校入学と大きなイベントが相次ぎます。友達もでき、勉強に遊びにとますます活発な日々が訪れることでしょう。いろいろな物事や事象に触れ、子どもなりにどんどん吸収していきます。
①子どもの独自性と創造性を育むためにも家の中に変化のある空間が欲しいところです。秘密基地的で冒険心をくすぐるロフトや屋根裏部屋はその好例。工作や手作りプレゼントなど、思い出の品の保管にも相性の良い空間です。この他、外に開けたお庭やバルコニーも格好の遊び場になるでしょう。
②自転車にも乗れるようになるころですので、自転車置き場をどこにもってくるかも考えておきましょう。
③学校の勉強も始まり、自分のことは自分で積極的に出来るよう習慣付ける時期。リビングで家族に見守られながら安心して宿題に取り組める、スタディカウンターがお勧め。子どもが学校に行っている間には大人も家事や書斎コーナーなどに活用できる便利アイテムです。


7~9歳頃 一人の時間と、家族との時間を切り替えられる家

自我がどんどん芽生えて自立心に自尊心も膨らむころです。子どもによっては1人の時間・1人の空間を欲しがるようになります。
①子ども部屋はこの時期くらいまでに用意するご家庭が多いようです。まず、広さはどれくらいが良いでしょうか? 学習机や本棚、ベッドと最低4.5帖程度必要というのが一般的。「小さいうちは兄弟を一緒にいさせたい」「男女で趣向や部屋の使い方が違う」「独立後には使わなくなる」など、成長過程や個性、変化に応じてフレキシブルに調整するため、間仕切りできる部屋がお勧め。開放すればお掃除や通風にも便利です。
②家族が顔を合わせるリビングと、一人になれる部屋とで、子どもは生活にオンオフをつけるバランス感覚を養います。この頃の家族の触れ合い次第でその後思春期・反抗期の子どもとの距離感にも違いが生じてしまいます。日常生活の中で絆を構築するポイントは家族が自然と集まれるリビング・ダイニング。居心地の良いインテリア、収納を活用して整頓、照明や窓で明るくして、開放的な空間作りを。


10歳頃~ 孤立を防ぎ、程よい距離の家

子どもの自立心が一層強まり、反抗期に差し掛かるころです。この頃になると、子どもたちにとって自分の部屋が一番大切になります。勉強に集中できるよう、リビングや玄関からある程度離れた部屋が良いでしょう。
しかし部屋にこもるような孤立化は防ぎたい、難しい年頃の子どもへの接し方に自信が無い、そういう場合は玄関から部屋へ行く途中にリビングを通る間取にしておくと、通り過ぎるだけでも、さりげなくコミュニケーションをとるきっかけになります。これまで通り、LDKを中心にした間取りと快適な空間が、あたたかい家族関係の支えになるでしょう。


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